大人の思春期・光ブログ

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「ブレードランナー2049」を前作見ないで観てきた感想①レプリカントの存在意義

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「あなたは目覚めているか?」

 

ブレードランナー2049】観てきた!!

なんと、前作を見ずにいったので観終わってから謎解きスタートした私です。

 

原作の解説を読んでやっと全容がつかめる

オープニングが印象的

でも原作者の訴えていることが「目覚め」だから納得。

 

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

 

こちらの原作。

人の存在意義、生きる目的、科学の進化、倫理感など

大きく考えさせられるのです。

 

人と人造人間の違いは何か?

ここが問題であり、難しいのです。

人と機械仕掛けの金属ロボットであればもっと違うモノと思えたかもしれないけど、

そこでさえ実は差がないのかもしれません。

 

人はレプリアントに心が芽生えることを恐れているような描写でしたが

確実に出てきたレプリカント全員に心はありました。

銃で撃たれたり刃物で切り付けられれば血を流し息絶える。

見た目もまったく人間で死も訪れます。

 

生殖機能は無いようです。

つまりどう誕生するか?に大きな違いがあります。

 

あと肉体的な成長も老いも無いようです。

人間の奴隷としてすぐに働ける肉体と埋め込まれた記憶と

操作された服従が仕込まれています。

 

感情の起伏は静かですがみなあるようです。

 

人とレプリカントはとても似ている。

そして能力的にはレプリカントの方が顧客の希望に合わせて

カスタム強化できるのです。

 

兵士や労働者であり人間の奴隷として肉体労働・肉体的苦痛に耐えるため

レプリカントの身体能力は人間より上です。

 

こうなってくると

当然人は怖れを抱きます。

故に人間至上主義という支配側と奴隷側の境界線を濃いモノにしたいのです。

 

レプリカントが見出した希望

結局、創られた彼らの心は「愛されること」を求めているように思えた。

主人公Kが自分は父親と母親がいて、母親のレプリカントが命がけで自分を

産んでくれたという希望。

自分の記憶が作りものではないという希望。

 

そして父親に会いに行く。

 

Kとバーチャル恋人のAI・ホログラムの子も結局は繋がろうとしていたし。

あの凶暴で冷酷なラブでさえマスターに愛されてる・最高傑作の自分に

希望を見出していたし。

 

奇跡の子は人々を熱狂させる

『ベイビーオブマコン』で吐き気がするほど人びとの奇跡の子への狂気に触れたのに

今回もまた触れてしまった・・・・・・。

 

新しい生命の誕生は物凄い奇跡とエネルギーなんだろう。

 

人とレプリカントの間に子供が誕生したのか?

レプリカント同士の間に子供が誕生したのか?

 

途中見ている私もその揺らぎに思考の臨場感を奪われたのですが

皆さんはどう思いますか?

 

奴隷としてホントは心も感情もあるレプリカント達は

次第に奇跡の子に救世主の役を求めます。

 

あなたは真実が見えているか?

デッカードがつかまり目のにごったマスターと話す中で

「あれ?」デッカードってレプリカント??と思いはじめました。

 

記憶も作られ植えつけられているとして

自分が人間なのか?レプリカントなのか?

実は本当のことをわかっていないレプリカントもいるってこと。

 

「あなたは何をもって自分が自分であると理解しているのか?」

「あなたは目覚めているのか?」

ここにきて原作と結びつきを強めてきます。

 

映画は前作も今作も

政治・宗教・環境問題・人口問題・人種差別・科学と倫理などなど

実に多くの問いかけを私たちにしてきます。

 

より2049を理解するために、3部作見るべし!

ブレードランナー2022、2036、2048の3部作を見ておくべし!

これ見ておくと理解が早いかも?

 

2019~2049の30年間の間の出来事が描かれております。

 

まだまだ言いたい事あるから②へ続く

 

 

ブレードランナー ファイナル・カット [Blu-ray]

 

 

 


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